内向型人間の特徴とは?外向型との違いを解説
こんにちは、のなめです。
今回は、内向型とは何か、について解説したいと思います。
「内向型って何?」
「内向型と外向型の違いが知りたい」
こういった疑問を持っている方に読んでもらいたい記事となっています。
目次
内向型とは
我々人間というのは、「外向型」と「内向型」というもので区別されます。
この概念は、心理学者カールユングが提唱したものになります。
この概念について、「内向型を強みにする」の著者マーティ・O・レイニーは
次のように説明しています。
連続体の内向寄りにいる人々は、エネルギーを得るために内部へ焦点を合わせる。逆に、外向寄りにいる人々は、エネルギーを得るために外部へ焦点を合わせるのだ。
簡単に説明すると、
- 内向型の人は、アイデア、感情、印象などといった、自身のなかの世界からエネルギーを得る。
- 外向型の人は、さまざまな活動や人や場所や物などといった、外の世界からエネルギーを得る。
この記事を読んでいるあなたも、内向型か外向型のどちらかに区別されるわけですね。
内向型は少数派?
内向型の人は、自分が周りと違うということで悩んでしまう傾向があるようです。
僕も、自分が内向型であることに気づくまでは、少し悩んでいる時期がありました。
内向型と外向型の割合について調べてみると、
外向型3人に対して、内向型は1人という割合なんだそうです。
(つまり、4人に1人が内向型の人間であるということですね。)
しかし、普段過ごしていると内向的な人はごく少数しかいないような気もしませんか?
これはおそらく、世の中が外向型のルールに基づいて作られているからだと思います。
「友達は多いほうがいい」
「社交的にふるまおう」
「コミュニケーション能力を高めよう」
皆さんも、このようなルールは散々聞いたことがあると思います。
このようなルールの下で生活していると、内向型の人も「外向型のフリ」をしながら
生きていかなければならないんですね。
(そもそも、内向型の人の多くが、外向型のフリをしていることにすら気づいていないことが多いように思います。)
今後は、外向型のように振る舞うのではなく、
内向型として、内向型の強みを活かしながら生活していくことが求められますね。
内向型と外向型の違い
内向型と外向型の違いとしては、主に3つあります。
①エネルギーの取り込み方
これに関しては、この記事の冒頭で述べた通り、
中の世界からエネルギーを得るか、
外の世界からエネルギーを得るかの違いです。
内向型の人はなかの世界からエネルギーを得ます。
つまり、アイデア、感情、イメージなど、自らの頭の中へ興味が向いていて、
そこを通じて体を休めることになるんですね。
これに対して外向型の人は、外の世界からエネルギーを得ます。
人と話したり、外のさまざまな活動に参加したり、人や活動や物に囲まれて働くことを
好みます。
他との交流を通じて体を休める特徴があります。
②刺激に対する反応
内向型と外向型の違いとしては、外部の刺激をどう感じるかどうかにもあります。
外向的な人は多くを経験したがる傾向にあります。
いろんな場所に行きたがったり、いろんな人と仲良くなっておしゃべりしたい、と感じるのは外向型の人の特徴のようです。
これに対して内向的な人は、感受性のメーターがすぐに上がってしまうんですね。
つまり、気持ちよくて楽しいという段階から、過剰で不快だというところまで、
一気に進んでしまうのです。
③情報や経験に対するアプローチ
3つ目の違いとして、広さと深さという違いがあります。
外向的な人は、広さを好みます。
大勢の友達やたくさんの経験、すべてについて少しずつ知ることを求める傾向があるようです。
内向的な人は、深さを好みます。
自らの経験を制限して、そのひとつひとつを深く感じます。
つまり、内向型人間は「オタク」なんですね。
また、内向型人間は友達が少ないですが、より親密な付き合い方をする傾向があります。
まとめ
この記事を通して、内向型について、少しでも理解していただけたら幸いです。
内向型についての関連記事を、今後書いていく予定ですので、そちらもぜひ。
自分が内向型か外向型か診断したい方へ