知識を詰め込むのはもう遅い?情報を整理することが大事な理由について
こんにちは、のなめです。
突然ですが、皆さんは自分の「思考の整理」はできていますか?
ありとあらゆるところから情報が頭に入ってくる
情報過多社会と言われてる今日ですが、
そんな世の中だからこそ、自分の思考の整理が必要なんですね。
今回はその必要性と具体的な方法について解説していきたいと思います。
目次
知識を詰め込むだけではいけない理由
今日の学校教育は、知識を詰め込み、それをどれだけ暗記しておけるかで
学生の優劣を決める=成績をつける、というものになっていますよね。
私たちは、成績が良ければ、その人そのものが優秀であると考えがちですが、
(もちろん成績がいいことに越したことはないと思いますが(笑))
本当に「成績がいい学生」=「優秀な人材」なのでしょうか。
その点について、1986年出版の「思考の整理学」にはこのように記載されています。
学校はグライダー人間の訓練場である。飛行機人間は作らない。
「思考の整理学」より
グライダーも飛行機も、空を飛ぶことができます。
しかし、グライダーは自力で飛ぶことはできません。
受動的な飛行しかできないわけですね。
しかし、そのような受動的な活動しかできない人材を生み出しているのが、
今日の学校教育なんだそうです。
つまり、知識を詰め込むだけでは、
受動的に知識を得ることしかできない「グライダー人間」になってしまい、
自分で物事を発明、発見できる「飛行機人間」になることはできない、というわけですね。
自分の思考を整理するためにアウトプットしよう
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自分が獲得した情報を整理するために、
「覚えておくべき情報」なのか、「忘れてもよい情報」なのかを区別する必要があります。
そのためにはアウトプットを通じて、脳に「覚えておくべき情報」に対する
強い印象を残しておく必要があります。
そのアウトプットについて解説したいと思います。
①話す
まず、「話すこと」によるアウトプット。
これは自分が読んだこと、聞いたこと、体験したことを、
第三者に説明するのがいいと思います。
他人に説明することによって、脳に強く印象が残ります。
そのときのコツとして、ただ説明するだけでなく、
「自分の意見」や「自分の気づき」を盛り込むことが重要です。
これにより、自分の体験などを改めて考え直すことができますね。
そうすれば、より印象に残すことができます。
②書く
次に、「書くこと」によるアウトプット。
書くことで、脳幹網様体賦活系という部位が刺激されるため、
記憶に残りやすいんだそう。
特にオススメしたいのが、ノートをとること。
ポイントとしては4つあります。
ノートは見開き2ページで収める
これは一瞬で内容を俯瞰、確認、復習することができるからです。
ノートは細かく取り過ぎない
すでに知っていることなどはノートに取る必要はないので、
聞いたこと、体験したことの中で、自分が気づいたことをメモしましょう。
気づいたことをメモする
聞いたこと、体験したことを通じて、自分が気づいたことを自分なりに
書いてまとめることで、より記憶に残りやすくなります。
To Doリストを書く
これによって、ノートにとったことを今後の生活でしっかりと活かすことができます。
まとめ
このようにインプットはもちろんですが、アウトプットもしっかり行い、
日々得ていく情報をしっかりと整理していくことが、今後の生活で必要に
なってくるのではないでしょうか。
よければ皆さんも実践してみてください。