眠りはじめの『90分』が、睡眠全体の質を左右するらしい。
日本は世界的に見て、睡眠不足症候群の人が多いのが特徴だそうだ。
日本人は、睡眠時間が6時間未満の人が40%もいると言われている。
なので睡眠の質を高めることは、自分たちにとってかなり重要な要素となってくる。
寝付いてから最初の90分間はノンレム睡眠(脳も体も眠っている睡眠)は、睡眠全体の中で最も深い睡眠である。
したがって、睡眠の質を高めたい場合、最初の90分で深く眠れれば、
その後の睡眠リズムも整うし、自律神経やホルモンの働きも良くなり、翌日のパフォーマンスも上がるらしい。
さらに、最初の90分間にはグロースホルモン(成長ホルモン)が最も多く分泌される。
この成分は子どもの成長に関与するだけでなく、大人の細胞の増殖や正常な代謝を促進させる働きがある。
このような様々な要素から、最初の90分間の睡眠が重要であるということらしい。